ジェーン・バーキンがお手本! 「エフォートレス フレンチシック」な女性になれるメイク術
「エフォートレス フレンチシック」という言葉を耳にしたことがありますか。「エフォートレス」とは、もともと「努力なしで」という意味。ただし、単なる手抜きではなく“力の入っていない自然な着こなし”をあらわし、最近のファッショントレンドとして、注目を集めています。
ランコムのミューズ カロリーヌ・ド・メグレ
■エフォートレス フレンチシックとは「エフォートレス フレンチシック」を提唱し始めたのは、世界45ヶ国で刊行されている『ELLE』。6月13日に行われたELLE主催のイベント『WOMEN in SOCIETY 2015』でのセミナー「おしゃれアイコンに学ぶ ランコム エフォートレス フレンチシック ビューティ講座」では、『エル・ジャポン』編集部の松井さんが「エフォートレス フレンチシック」について紹介しました。ゲストには、作家の川上未映子さん、ミュージシャンのシシド・カフカさんの姿も。
「エフォートレス フレンチシック」のポイントとしては、パリジェンヌたちのように、自分らしくあることを大切にして、自分なりの人生哲学をもっていること。そして自分の個性を知り、肩の力を抜きつつ、自由であることの美しさを謳歌していることが挙げられます。単なるファッションのスタイルではなく、生き方や暮らし方そのものが関わってくるのですね。
セミナーでは、「エフォートレス フレンチシック」のイメージである3人のフレンチアイコンが紹介されました。
■エフォートレス フレンチシックな女性 その1 カロリーヌ・ド・メグレモデル、ミュージシャンやランコムのパリジャン ミューズとしても活躍するカロリーヌ。実際に会ったことがあるという松井さんによると、本当にナチュラルでエフォートレスな姿勢だったとか。それでありながら自分らしさを強く貫き、キャリアを重ねているステキな女性なのだそう。
■「エフォートレス フレンチシック」な女性 その2 カトリーヌ・ドヌーヴ女優のカトリーヌ・ドヌーヴの名前を挙げたのは、川上さん。理由は美魔女的な方向にいくのではなく、年齢を重ねてもなお堂々と自分らしさを貫き、女であることを降りていないところ。ドヌーヴは、「自分が若いから美しい」ことに若い頃から不満を持っている気がする、という川上さんの鋭い観察眼も光っていました。