姑と揉める大きな原因は、過去の育児を押し付けること
嫁姑問題は、いつの時代にもあるもの。姑とのトラブルの原因は、さまざまなことが考えられますが、大部分を占めているのは、実は育児に関することではないでしょうか?
姑には、「私は息子を立派に育てた」という自信があり、その時の育児を今に結び付けている傾向があります。「私はこうして育ててきた」という、自分自身の育児が基本となってしまい、時代に合わせた考え方をするのが難しくなっているのでしょう。
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嫁と姑との間にある「時代の壁」を乗り越えないと、ママのイライラはどんどん蓄積されてしまいます。今回は、姑とのトラブルでありがちなことを挙げながら、トラブル回避策をご紹介いきましょう。
■ありがちな嫁姑トラブル(1)抱き癖やおっぱいのことを口出ししてくる姑の育児に関する口出しは途切れることがありません。「抱き癖がつくんだから、そんなに抱っこしちゃだめじゃない」「おっぱい、ちゃんと出てるの?」「もっといいものを食べさせなきゃ」「寒いんだからもっと服着せないと!」など、何かにつけて文句を言ったり口を挟んできたりしますよね。
最近では、子どもはできるだけ抱っこしてあげたほうがよいこと、母乳の出方には個人差があること、赤ちゃんは大人よりも1枚薄着で過ごさせることがわかっています。
しかし、そのことを知らないで口を挟まれるため、ママたちは嫌な思いをすることが多いのです。