人気のママ起業家たち、起業時に用意した自己資金はいくら?
仕事と育児をどう両立させるか――これは、仕事を持つママにとって永遠の命題ともいえる課題です。妊娠~出産を経ると、女性はいやおうなしにライフスタイルが変わるわけですから、働き方もそれに合わせて変化させる必要が出てきます。
多くの人が時短勤務という方法を取る中、フリーランスになる人や、いっそのこと起業してしまおうと考える人もいるでしょう。しかし、起業となると、特にお金の面でのハードルやリスクが高いように感じられ、二の足を踏む人も多いのでは。
今回はそんな、女性の起業にまつわるお金の問題について、ママ起業家たちのリアルな数字を紹介します。人気のママ起業家たちが実際に起業した時、自己資金はいくら用意していたのでしょうか?
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2015年5月23日~24日に開催された、働く女性がもっと活躍できる環境づくりを応援するイベント「WOMAN EXPO TOKYO 2015」の中のトークセッション「働きかたNext Presents 女性の起業Q&A~7人の女性起業家がお答えします!~」でのトークの内容をまとめました。
起業時の自己資金、もっとも多かったのは500万円、もっとも少なかったのは10万円
トークセッションに登壇したのは、以下の7人のママ起業家たち。
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Studio-navel(スタジオネーブル)代表 高田 奈付子さん
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Solace代官山代表取締役/加圧インストラクター 山崎 麻央さん
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株式会社タイドハーツ代表取締役/「
Glolea!」編集部編集長 内海 裕子さん
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株式会社ポーラスタァ代表取締役社長/ママのための情報サイト「
Ca-sun」編集長 高沖 清乃さん
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株式会社エグゼクティブコンシェルジュ代表取締役 野原 千春さん
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SugarBaby代表取締役/バイヤー 吉田 悠里さん
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株式会社ai代表取締役 /「
東京こども★レストラン」編集長 今西 敦子さん
前列左から、高沖さん、野原さん、今西さん、山崎さん。
後列左から、吉田さん、高田さん、内海さん。
皆さん、ママ起業家としてさまざまなメディアに引っ張りだこな人たちばかり。なかでも今西さんは、Woman.excite ママで、
子連れで行けるレストランや
エステサロンの紹介記事も書いてくれています。
そんな皆さんが、起業のきっかけや準備、家庭と仕事の両立、起業に対する家族の理解について、赤裸々に語ってくれていました。
特に興味深かったのは、起業時に用意した自己資金の話。今は資本金1円から会社を起こすことができますが、そうは言っても、物事を始めるには何かと元手が必要になります。ママ起業家たちは、開業時、自己資金をいくら用意していたのでしょう。