ユニークなイラストで世界を知る! ポーランド発「MAPS」
「外から見る日本」を知る
ポーランド人の目線で描かれた地図ということで、気になったのは「日本」のページ。日本人の典型的な名前は「あきら」と「みさき」と書かれており、現代人代表には「女子高生」のイラストも。
スポーツは相撲や剣道、野球が人気と記され、忍者のイラストがあったり、芸者ではなく「舞妓」がいたり、リアルとの違いを知るおもしろさもあります。
初めて訪れた国を誰かに伝える時、自分だったらどんなところに注目するだろうと想像したくなりました!
海外旅番組を見ながら「ここはどこ?」確認も
わが家では海外を旅するテレビのバラエティー番組をよく見ています。そんな時も「ここって、どのへんだろうね?」と子どもと一緒にページを開き、世界のどのへんにある国なのかを確認しています。
番組で現地の食事をレポートしていたら「あ、本にもこの料理、のってるよ!」などと、親子で楽しめました。
また、巻末には世界198ヵ国の国旗紹介があるのですが、そちらもすべてイラストで描かれているので、なんともいえない愛らしさがあり、「ここ、小さく鳥がかいてあるけど、実物はどうなんだろう?」と、実物に興味がわいてきたりもしました。
義務教育をとっくの昔に終えた私。勉強したはずの海外の地理情報は、頭から完全に消えていますが、この本のおかげで新たな好奇心が刺激されています。この機会に、親子で世界地図に詳しくなってみてはいかがでしょうか?
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