「ママ友付き合いが面倒」と感じた時に読んでほしい話
目的のない「お付き合い」をするための発想転換
子育てにおいて、役立つ情報をくれるママ友はありがたい存在。けれど、目的が「情報収集」だけになってしまうのは、寂しい気もします。では、どうしたら純粋にお付き合いを楽しめるようになるのでしょうか?
そう思った時に私が、周囲のママ友を見渡して気付いたのは「このママたちとは、子どもを介さなければ知り合いになることもなかったのでは?」ということでした。
たとえば、自分よりかなり年上で会話に困りそうなママ、反対に10代で子どもを産んだ若いママ、生活レベルの違うセレブママ…。「子ども」という存在がなければ、つながることさえなかった縁が、今まさにつながっている! これは実はおもしろいことだ! と考えることにしたのです。
ママ友との付き合いは「壁」をこわすチャンス
考え方を変えたことで私は「この人の話は、共感はできないけれど、おもしろい」「この人は、口は悪いけれど、的を射たことを言ってくれる」といった、ママ友の長所に気付けるようになりました。
「この人は苦手」と、最初から一線を引いていた人付き合いも、ママ友に接する時の考えを変えたことをキッカケに、その人の良いところに目が向くようになったのです。
良いところに気付けるようになると、今度は「いろんなタイプの人と知り合うのは楽しい」と思えるようにまで変わっていきました。
独身時代であれば「何を話せばいいのか分からない」と消極的になっていた相手とも、今は「子ども」という鉄板の話題があります! ネガティブにとらえられがちな「ママ友」という子育てオプションも、前向きにとらえることができれば、人と付き合う毎日がもっと楽しくなるかもしれません!