写真の基本構図5つ 鉄板比率を覚えよう (ママのための写真術1)
「これを写したい!」と思って撮影しても、いまひとつ格好良く写せなかったという経験はありませんか?
カメラは決まった枠の中でしか、その場面を切り取れません。ですが、その枠=フレームをうまく使うことで、より迫力が出たり、奥行きが出たり、印象が変わったりします。
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つまり、写真を撮る時にこの「被写体をどこにすえて撮るか」という「構図」が大切だということ。
今回は、構図の大切なポイントのうち、 すぐに覚えて実践できる5つをご紹介します。
写真の基本構図(1)日の丸構図
被写体を画面の中央に配置することを日の丸構図と呼びます。
撮りたいものが真ん中に来るのが、日の丸構図の特徴(Photo: © saschanti - Fotolia.com)
ポートレートなどに多く、「私はこれを写したい」ということがはっきり伝わります。
ですが、ただ真ん中にするだけでは、その場の空気感や動きが伝わりづらいというデメリットがあります。
写真の基本構図(2)三分割構図
フレームの縦と横をそれぞれ三分割し、その線が交わった点や線の交わるところに被写体を配置する構図です。
本を使い、縦に三分割した構図の写真(Photo: © Sergii Kondrytskyi - Fotolia.com)
もっとも基本的な構図と言われており、「困ったらとりあえず三分割」とも言われています。 道路の線や水平線や地平線を横の線に合わせたり、物の配置を縦の線に合わせたりすることで、安定したクオリティの写真を撮ることができます。