もしかして大人のADHD? 忘れっぽい部下との上手な付き合い方
キャリアを積み、上司というポジションに就く人も増えてくる私たち世代の女性。
部下たちを上手に育てたいけれど、中には仕事を何度教えても覚えない、ケアレスミスが多い、ひとつの仕事に時間がかかる…など、一筋縄ではいかない部下も、いませんか?
仕事の上で困ったことを繰り返してしまうのは、もしかすると、大人のADHD(注意欠陥他動性障がい)と呼ばれる、“脳のクセ”によるものかもしれません。
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本人にもどうしようもなく、もどかしい思いをしているADHDタイプの人々。その傾向があるかもしれない部下と上手に仕事を進めるためにはどうしたらよいのか、考えてみます。
そもそも、「ADHD」って何?
うっかりミス、遅刻、締め切りに間に合わない!
時々なら誰にでもあることですが、ADHDタイプの人々は、これらの状況が“いつも”続いているのです。
ADHDとは?
大人のADHDといっても、大人になってから初めて出現するものではありません。不注意、多動性、衝動性という3 つの症状に、子どものころからずっと悩まされており、多くの人は自分なりの工夫や対策を考えて努力していますが、それにもかかわらず、状況が改善せず大人になり、うまく生活することができず困っているのです。
その原因は?
ADHDの症状には、自分の注意や行動をコントロールする脳の働き(実行機能)のかたよりが関係していると考えられていますが、詳しい原因はまだわかっていません。
出典:大人のためのADHD.co.jp
上記のサイトには、具体的な症状や、職場の対応のヒントも掲載されています。