もしかして大人のADHD? 忘れっぽい部下との上手な付き合い方


うっかりミスも忘れっぽいのも、本人の性格のせいではなくて“脳のクセ”。決してやる気がないわけではなく本人も困っているということを、周囲はまず、理解することが大切です。

ルールが多い社会生活ではちょっぴり不便なことがあるADHDタイプの人々ですが、興味があることには集中力を発揮し、とてつもない才能を開花させることも。いわゆる天才肌に多く、アインシュタインがADHDだったという説もあります。

そうはいっても、仕事においてはルーティン業務もあれば、興味の薄いことをしなくてはならないこともあります。

もしも部下にADHDの傾向がありそうなら、特性を理解しつつ、上手にフォローしていくことが大切です。

具体的な工夫のヒントがこちら。

・口頭での支持出しはNG。
「●日までに、●●を提出」など都度メモを残し、本人の目につくところに貼っておく。
・共有のスケジュール表で部下の予定を把握。やるべきことをできるだけ細かく記入し、早め早めに進捗を確認する。

・スケジュールはぎゅうぎゅうに詰め込まず、本人が「振り返り」できる時間をつくる。

・どうにも不得意そうなことは、いっそ頼まない。

少々困ったさんな部下でも、ご縁あって一緒に働く仲間です。お互いにストレスは少なめに、でも業務はスムースに進められるよう、上司の手腕を存分に発揮してください。


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