頑張っているのに心が晴れない… 働く女性のモヤモヤを軽くするマインドの保ち方
仕事に恋愛、自分磨き。ゆくゆくは結婚、子育てと仕事の両立。どれかひとつじゃなくて、どれも満足のいく結果を出したい!
だからこそ、努力だって前向きにできるし「頑張っている自分」、「忙しいけれど充実している自分」が好きだったりもする。ひとことでいえば「向上心があって、頑張り屋さん」な女性は、きっと少なくないと思います。
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周囲から見ていると、とても応援したくなる存在。けれど、応援してもいいのかな、これ以上「頑張れ」なんて言っていいのかなと、ちょっぴり不安にもなる存在です。
もしもあなたがいま、「頑張ること」は苦にならないはずなのに、なぜか心がすっきり晴れない、小さなストレスがあっても気付かないふりをしているなら…。
そのモヤモヤが広がる前にちょっと立ち止まって、「頑張ること」で自分を追い詰めていないか、見つめ直してみませんか?
■脱「完璧主義」で、気持ちはこんなにラクになる
社会に出て数年。
酸いも甘いも噛みわけた私たち世代は、目標をクリアしたときの気持ちよさを知っています。
だからこそ、次の目標も高め、高めに設定してしまいがち。もしその目標に届かなかったら…。努力が足りなかったからだと自分を責めてしまうこと、ありませんか?
産業カウンセラーの大美賀直子さんは、著書『
発想美人のススメ―ストレスを大きくする人、小さくする人』の中でこのように述べられています。
「スーパーウーマン症候群」は、いわゆる「優等生」だった人に多いといわれています。
しかし、仕事もプライベートも、すべてにおいて100点をとることなど、所詮は無理な話。やることが増えた以上、「採点基準」も緩める必要があります。
緩すぎると思うかもしれませんが、60点くらいが合格の目安です。つまり、自分が完璧と思う基準の六割達成できれば、「まずますOK」と思うようにしましょう。
出典:『発想美人のススメ―ストレスを大きくする人、小さくする人』大美賀直子著 P128より
自分の思い描いていたパーフェクトな結果が出なくても、頑張ったことは事実。それを認めてあげられたなら、ずいぶん心が軽くなるのではないでしょうか。