好きを仕事にするボーダーラインは年収300万円 ~仕事とライフワークの扉~(女性の幸せの見つけ方特集-2)

女性には、運命を決める7つの扉があるの続きです

目次

・扉の向こうに待っているもの=キャリアデザインを考える
・年収300万円がボーダーライン
・「何に投資をして、何を得るのか?」を、しっかり自覚しよう
・6年~8年というスパンで仕事を見る
・「育児に逃げ込まない」というのも大事


好きを仕事にするボーダーラインは年収300万円 ~仕事とライフワークの扉~(女性の幸せの見つけ方特集-2)

© Sergey Nivens - Fotolia.com


女性の運命を大きく変えるのは7つの扉のうち、最初に開けるのは「仕事とライフワークの扉」。がむしゃらに働いてきたママも、「いずれ結婚をするから、それまでの仕事はアルバイト程度でいいや」と思っていたママも、子どもを産んだ今だからこそ、今後の自分の働き方を見つめ直したいと思うのでは? 

扉の向こうに待っているもの=キャリアデザインを考える

「あなたは、自分のキャリアデザインについて考えたことがありますか?」と、本田さん。キャリアデザインとは、職業的人生をプランして、行動に移すことを言う。

たとえば、22歳で仕事を始めて、28歳で結婚したとする。出産、子育てを視野に入れるなら、その後、仕事に100%全力投球できない時期が出てくるのは当然だ。その時、妊娠・出産を20代に持ってくるのか、30代に持ってくるのか、あるいは40代に持ってくるのかで、仕事との関わり方は違ってくる。第2子、第3子を考える場合も同じだ。

それを考えること=キャリアデザインなのだ。

子どものことだけに限らず、仕事で、どんなキャリアを積んでいくのか――たとえばセールスの分野でいくのか、マーケティングの分野でいくのか、あるいはデザイン、文章を書くことを仕事にするのか、といったことも考える必要があるだろう。

「自分のこれからのキャリアについて何も考えていなければ、会社や得意先の都合に振り回されてしまうことにもなりかねません。自分のしたいことを、自分のスタイルで続けていくためにも、キャリアデザインについて考えておくことは大切です。」(本田さん談)

年収300万円がボーダーライン

キャリアデザインを考える時、その仕事が「年収300万円以上か以下か」が、仕事との関わり方を決める、ひとつの目安となる。

多くのママたちは、時短勤務の制約などで年収300万円以下の仕事に戻ることになり、それ以上を稼ごうと思ったら、スキル、資格、人脈などがないと厳しいというのが現実だ。 

「年収300万円以上を稼ごうと思ったら、ガリガリ働かなくちゃならなくて、それってママとしての幸せとは両立しない」と感じている人もいるのでは? しかし実は、そうでない働き方もできる。

「年収300万円以上稼ぐ方法として僕がおすすめしているのは、才能を輝かせて仕事にする方法です」と、本田さん。才能を輝かせる=好きなことを仕事にするということらしい。

「大好きなことを仕事にする!」といったタイトルの本はたくさん見かけるし、実際にトライをしてみたことがある人もいるかもしれない。
けれども、結局、本格的な仕事には発展せず、「もっと現実を見なければ!」と、確実にお金が稼げるパートに出る、というパターンも多いだろう。

けれども、そういった仕事の見つけ方では、年収300万円の壁を突破するためには、相当ガリガリと働かなければならず、それでは結局自分の考える幸せには結びつかない…。そんな堂々巡りに陥ってしまうかもしれない。


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