幸せで面白い人生にたどりつくヒント4つ(女性の幸せの見つけ方特集-6)
女性には、運命を決める7つの扉がある
好きを仕事にするボーダーラインは年収300万円 ~仕事とライフワークの扉~
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あなたの最高と最低を引き出す存在 ~家族の扉~
の続きです
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5本に渡って紹介してきた「女性の幸せの見つけ方特集」も、今回が最終回。読みながら、「幸せを見つけるのはなかなか大変だ」と思った人もいるだろう。
しかし、「どんな人にも幸せで面白い人生は用意されているんです」と、作家であり『女性の幸せの見つけ方』の著者である本田健さんは言う。そんな、幸せで面白い人生にたどりつくヒントを、最後にいくつか紹介しよう。
ヒント(1)宿命と運命の折り合いをつける
人生は「宿命」と「運命」という要素でできている。生まれた時に決まっているのが宿命。自分が選びとることができるのが運命だ。
宿命とは、生まれた家や容姿など、最初から決まっていて、変えられないもの。
たとえば、あなたの前にお兄さんが生まれていたことは、あなたがコントロールできることではない。
けれども、運命は、あなた自身で決めることができる。どういう学校、友人、恋人を選ぶか、人生でどれだけ努力するかなど、あなたが決められる範疇のこと、それが運命だ。
「大事なのは自分の宿命と運命に折り合いをつけること。でないと何をしても、いつまでたっても、心の平穏は得られないまま、ということになってしまいます。」(本田さん)
ヒント(2)怖いことに挑戦してみる
今の人生を退屈だなと思っている人でも、ものの見方やライフスタイル、普段の行動パターンを少し変えてみるだけで、面白い人生がスタートすることがある。
「変えたいと思っても、何をしていいかわからない人は、自分のなかで、『それをするのは、ちょっと怖いな』と思うことに、あえて挑戦してみましょう。」(本田さん談)
怖ければ怖いほど、それは、人生を変える力を持つ。
「自分のなかにアイデアが浮かんできたのだとしたら、思い切って、『やってみよう!』と決めることです。人生には、いくつもの扉が用意されています。
その扉を開けるのは怖いものです。『この道だ』と思っても、ドキドキしたり、不安になったりしますが、でも、それを開けるたびに人生は面白くなるのです」(本田さん)
一方で、開けるのが簡単で、向うには安心した世界が待っていると知っている扉もある。それは、「安定、安全の扉」だ。そこには、大きな失敗や間違いがなく、批判されたりもしない世界。そのかわり、あんまりワクワクしない場所でもある。
「時には、安定の扉を開けることも必要です。でも、そればかりを開けていると、人生はどんどん退屈になっていきますよ」と、本田さんはチャーミングに笑う。