眠れないときは梅干し!? 旅行の“帰宅後疲れ”に ドクター直伝解消法
■「すっぱいもの」で体を休息モードに!
疲労時には質のよい睡眠をとって体を回復させたいですが、案外、お疲れのときに限って頭がさえて眠れないこともあるのではないでしょうか。
さて、突然ですが、今から梅干しをイメージしてみてください。唾液が出てきませんでしたか?
唾液が出る状態=体のリラックスをつかさどる「副交感神経」が優位、簡単に言うと眠りやすくなる状態なのです。
疲れているのに眠れないのは、頭がまだ活動モードに入っている証拠。そんなときは、すっぱいものをつまんで体を休息モードに切り替えてあげるのも手だと、疲労に詳しいドクターからアドバイスをいただきました。
■疲れやすさは「血が足りない」のが原因かも?
しっかり休んだはずなのに疲れが抜け切れない…。
日頃から疲れが抜けにくい体質なら、もしかすると「貧血」かもしれません。
こちらも疲労に詳しいドクターによると、自覚はなくても貧血気味である女性は多く、貧血を改善するだけで疲れにくくなるそう。
日頃から鉄分が多い食事ができればベストですが、なかなかできないなら鉄剤を処方してもらうのも方法です。
ちなみに、手軽なドリンク剤は体を活動モードにするものがほとんど。一時的に元気になったように思えても、体の緊張状態は続いているのでむしろ疲れが長引いてしまうそう。
疲れにアプローチしたいなら、ドリンク剤より鉄分入り飲料のほうがいいかもしれません。
旅行でたっぷりリフレッシュ、そして帰宅後には早めに疲れを解消して、心も体もスッキリしてまた元気に日常へ戻りましょう!
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