2015年8月14日 04:15|ウーマンエキサイト

家計に優しいイギリス式10分間料理(イギリス式月収20万円で愉しく暮らす特集 Vol.4)


テーマ別、週イチ、1時間掃除の快適

もちろん、日常の家事は、基本的に自分でする。それでも、ちょっとだけ視点を変えて家事をするだけで、グッと楽になるというアイデアも教えてもらった。

井形さんが30代に入った頃、東京に暮らすイギリス人エンジニアに料理を習ったことがあった。ほかの生徒とともに、彼の住む2DKのマンションに毎週通いながら目を見張った。というのも、平日は大手コンピュータ会社に勤務し帰宅が遅いはずなのに、彼の部屋は、いつ訪ねてもキッチンから寝室まで、どこも完璧に片づき、磨き上げられていたから。

「どうやればこんなきれいな家に住めるのですか?」と聞いてみると、彼は独身男性だけれども、ある掃除プログラムを実践してきたと教えてくれた。そのプログラムとは、教師として働きながら家事を切り盛りしてきた母親にならったもので、週1回、週末1時間だけ掃除をするというもの。

彼のカレンダーには、毎週土曜日の欄に「ゴミ捨て」「掃除機&モップがけ」「磨く」「漂白・消毒」などその日のすべきことが書いてある。
ポイントは、週に一度の掃除を部屋別ではなく、作業別に分けること

たとえばゴミを捨てる日は、タンスの奥の古着から冷蔵庫の賞味期限切れの食品まで不要なものをゴミ袋に放り込んでいく。家中の捨てるものを探すことに集中する。掃除機をかける日は床だけでなく、幅木や本棚など、ほこりがたまりやすい場所に特に気を使って細かくかけるといった具合。

「1ヵ月に一度、いや2ヵ月に一度でも丁寧に作業をやり遂げれば、床もバスタブも汚れにくいし、ほこりもつきにくくなる。あとは本でも食器でも出したものを必ず元あった場所に戻す。これさえ忘れなければ家をきれいに保つことは難しくない」と、彼は教えてくえた。独身男性でもできる家事。
「それだったら、できそう!」実践したくなるアイデアだ


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