いつでもできる、ハワイの伝統的な問題解決法「ホ・オポノポノ」で、心のクリーニングを

「セルフ・アイデンティティー・スルー・ホ・オポノポノ」(以下、SITHホ・オポノポノ)という言葉を、みなさんは聞いたことがありますか? これはハワイに古くから伝わる問題解決法のことで、ネイティブ・ハワイアンの故モーナ・ナラマク・シメオナ女史が、現代の人々に合うように、さらにシンプルで効果的な方法として編み出したメソッドです。

いつでもできる、ハワイの伝統的な問題解決法「ホ・オポノポノ」で、心のクリーニングを

左:『ホ・オポノポノ ジャーニー ほんとうの自分を生きる旅』(講談社) 右:著者の平良アイリーンさん


具体的にいうと、ある4つの言葉を繰り返し唱えることで、潜在意識(=インナーチャイルド/ハワイの言葉でウニヒピリともいう)の内側から記憶を消去(クリーニング)し、様々な問題を解決していく、というもの。故モーナ女史から継承したイハレアカラ・ヒューレン博士によって広められ、今では世界中で静かに親しまれています。

先月、「SITHホ・オポノポノ」アジア事務局スタッフであり、ヒューレン博士らのそばで学んだ自身の体験をシェアする講演活動を行っている平良アイリーンさんが、著書『ホ・オポノポノ ジャーニー ほんとうの自分を生きる旅』(講談社)を出版。それを記念し、日々「SITHホ・オポノポノ」を実践しているという作家の吉本ばななさんを迎え、講演会を実施しました。

今回は、その講演会でのお話や、平良アイリーンさんの著書を参考にしながら、「SITHホ・オポノポノ」に迫りたいと思います。

問題を解決する、4つの言葉とは?まず、「SITHホ・オポノポノ」のキーワードともいえるのが、“クリーニング”。クリーニングのために必要となるのが、以下の4つの言葉です。


「ありがとう、ごめんなさい、許してください、愛しています」

この4つの言葉を繰り返し唱え、潜在意識をクリーニングすると、問題から解放され、本来の自分の完璧なバランスを取り戻し、自分らしく生きることができるのだといいます。

たった4つの言葉で、そんなまさか! と思う方は多いかもしれません。スピリチュアルなことはちょっと苦手、という方もいることでしょう。もともとアイリーンさん自身も、スピリチュアルなことには疑問を持っていたそうで、母親に連れられ、初めてヒューレン博士のイベントに行った際には「記憶を全部消したら、人生つまらなくないですか?」と質問したほどだったとか。

ところが、ヒューレン博士から「クリーニングをしたら、あなたが体験したことのないことが訪れる。すべて、あなたの中にある」といわれたことが、なぜだか、すっと心の中に落ちてきたんだそうです。


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