ペットボトルの水は4種類ある! 意外と知らない「品名」の意味
日本では地下水も含め軟水が多く、味覚もまろやかで口当たりの軽い軟水の方がなじみやすいようです。また日本茶や出汁(だし)、お米をふっくら炊くにも軟水が適していて、食文化でも軟水がベースになっていることがわかります。
逆に、洋食で肉を煮込んだり、コーヒーをいれるのに適しているのは硬水なのだそう。飲み応えもしっかりしていて、食欲を抑えるために飲むならこちらです。
世の中には、いろんな効果をうたった水が出回っていますが、すべてをうのみにするのは気をつけた方が良さそうです。
厚生労働省が機能水として唯一認めている水がアルカリイオン水です。水を電気分解してつくられたアルカリイオン水については、厚生労働省が「胃腸内異常発酵、慢性下痢、消化不良、制酸、胃酸過多に有効」とその効果を認めているほか、いくつかの大学病院では高血圧、糖尿病、がんなどへの効果まで認めています。
(『水だけで健康になる!美しくなる!藤田式ウォーターレシピ』(主婦の友社)藤田紘一郎著 p.52
中でも天然水の状態でこの特徴をもつ「日田天領水」などは一時期、品切れ状態が続いたほどの人気。
同水は活性水素を豊富に含み、その還元力(活性酸素を除去する効果)が注目を集めています。
一方、広く知られている酸素水やバナジウムなどは健康効果について明確な科学的根拠はまだ無いようです。
自分の体質や味の好みに合わせ、ベストチョイスを探してみるのも楽しそうです。ただし、効果を感じるにはある程度の期間(数か月)は続ける必要がありますので、根気よくどうぞ!
・参考文献:「水だけで健康になる!美しくなる!藤田式ウォーターレシピ」藤田紘一郎著、主婦の友社
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