いつか産みたい! 冷えとかたさをケアして不妊に悩まないカラダづくり
■やわらかく温かいカラダづくりのためのレッスン
不妊に悩まないカラダづくりには、冷えを取ることと、身も心もやわらかくすることが大切です。まず、カラダの緊張からほぐしましょう。カラダを緩めるために、筋肉を弛緩させるという方法があります。
一度思いきりぎゅ~っと力を入れて、ふっと力を抜いてください。チカラの反動で一気に脱力ができるはずです。カラダのかたい方は、常に交感神経がONになりがち。ここは手動でOFFにしてあげてくださいね。
さあ、スタートです!
1.深く呼吸をしましょう。
カラダがかたいと、自然と呼吸も浅くなります。肺からうまく酸素が取り込めません。サラサラの血液には酸素が必要。横隔膜を意識しながら、しっかりと深い呼吸をしましょう。
また、吐くときは細く長く。最後まで吐ききるのがポイントです。そうすれば、そのあとは自然と多くの空気を吸うことができますよ。
2.ぬるめのお湯でリラックス
夏なら38~40℃、冬なら41℃位のややぬるい湯にじっくりつかりましょう。
筆者のおすすめバスタイム方法は、湯船にお気入りのアロマをたらしてバスルームをお花畑にすること。湯気のおかげでバス中にいい香りが広がります。ぬるめの湯につかると、カラダの回復が促進され、血圧もさがって、気分もリラックス。
また、脳内の副交感神経が刺激されます。副交感神経とは、カラダを緊張からときほぐしてリラックスさせる神経。睡眠中や食事中によく働いてくれます。意識して切り替えていきましょう。
3.マッサージで緊張した筋肉をほぐす
緊張した筋肉にいいことはありません。
しっかりとストレッチやマッサージをしてほぐしてあげることで、毒素をカラダから排出するのを手伝い、血液循環を促します。
マッサージを行うとよく眠くなりますよね。これはマッサージによる“筋肉をほぐす”という直接的な刺激によって副交感神経が優位になるからです。お風呂上りがとくにおすすめです。
■しっかり理解することの大きな効果
これらのことはよく聞く当たり前のことかもしれませんが、この当たり前のことにどんな効果があるのか? 何のために行うのか? それらをしっかり理解しながら行うことで、効果が変わってきます。
ちょっとした意識で、いつもより1分、3分、5分と行う時間を伸ばすことにつながるし、ちょっとした意識で、いつもより丁寧に行うといった行動の変化につながるはずです。
赤ちゃんが欲しい欲しいと願うことより、まずは器となる自分のカラダと向き合うこと。そして、自分のカラダを大切にしてあげること。
これが、いつか産みたい! あなたへおくる一番の近道です。