連載記事:お金が貯まるのは、どっち!? 特集
持ち家派、賃貸派、お金持ちになれるのはどっち?(お金が貯まるのは、どっち!? 特集 Vol.3)
【答え】
資産を作りたいなら、断然「持ち家派」がいい。大切なのは物件選び。「将来、売れる、貸せる」立地の物件を選ぼう!
菅井さんは、「断然、持ち家派」
「家は持ち家がいいか、賃貸がいいか、」は、世の中の多くの人にとって永遠のテーマ。けれども菅井さんは「私は断然『持ち家派』です」と、キッパリと言う。「『資産をつくる』という目的を持った場合は、賃貸は何もいいことはありません。単にお金が出ていくだけで、そのお金が返ってくる見込みはゼロです。」
賃貸派の論客は「家を買ったらリスクを抱えることになる。物件価格が下がってしまうリスクが大きい。売りたい時に売れないし、貸そうにも貸せない。
お金が出て行くだけだから、資産とは言えず、負債でしかない」と言うが、それについては、どうお考えなのだろう?
悪い物件は負債、いい物件は資産
「負債になるのは、そもそも購入した物件が悪いのです。悪い物件は負債になるし、いい物件は資産になります。持ち家なら、いい物件を選べば、将来、売ることもできるし、貸すこともできる。賃貸では、資産を増やせる『可能性』はない。
資産を増やせる可能性を高めてくれるのは、持ち家だけなのです」
資産になる不動産物件とは?
では、どのような物件を買えば資産になるのだろう? 菅井さんが重視しているのは、以下の3つのポイントだ。
<資産になる不動産物件のポイント>
1.とことん「いい立地」にこだわる
いい立地とは、貸す時に「いい値段」で貸せる場所のこと
2.物件価格は、毎月の賃貸料の200倍を目安にする
物件価格の目安は、貸した場合に取れる家賃の200倍。
3.住宅ローンの支払い額を、手取り収入の25%以内に抑える
これ以上のパーセンテージになると、毎月の家計を圧迫し、貯蓄ができない