連載記事:普通のママでもできる投資
どうして資産運用が必要なの?(普通のママでもできる投資 Vol.6)
お金にお金を稼いでもらい、購買力を維持する=資産運用
モノやサービスを買うことができる財力のこと「購買力」といいます。インフレの時は物価が上がるので、何もしなければお金の「購買力」は減ってしまいます。
自分のお金をゆっくり長い時間をかけて増やしていくこと=資産運用の目的は、購買力を維持することなのです。モノの値段が上がっても、その分、お金を増やすことができていればよいのです。
ちなみに、インフレリスクを心配しすぎて、極端な運用をする必要はありません。政府が年2%くらいの物価上昇を目指して経済政策をしていることを考えると、少なくともこれに負けないくらいの資産運用をしていれば、購買力は維持できそうです。
しかし、預貯金の金利がとても低い今、銀行の口座に入れておくだけでは、購買力を維持するのは難しそうです。
お金には、皆さんが働いて収入を得るのと同じように、「新たなお金を稼ぐことができる」という性質があります。
シンプルな運用方法で、お金にも働いてもらい、購買力が維持できるように資産運用をしましょう。
次回は、「運用の基本、金融商品のリスクとリターン」についてお話しします。
プロが解説。株価が下落しても、資産運用を続けて大丈夫?