連載記事:ムギ子のまじぽん使える英会話
南海・山ちゃんの心理テク【ムギ子のまじぽん使える英会話 Vol.5】
ハロージャパン! ライターの尾崎ムギ子です。
「ハロージャパン」というのは、マイケル・ジャクソンの物まねをしているマイコーりょうさんの決めゼリフです。わたしが突然、言い出したわけではありません。念のため。
イラスト/尾崎ムギ子
先日、とってもエクセレントなことがありました。
南海キャンディーズ・山里亮太さんの著書『
天才になりたい (朝日新書)』のブックレビューを書いたところ、なんと山里さんご本人がTwitterで記事をリツイートしてくださったのです…! ありがたき幸せ…!
種明かしをしますと、トークライブのアンケートに「記事読んでください!!!!!!!!」と書きまして、そりゃあ、読まないわけにもいかないよね、ということでした。
■第5回:共犯関係を築く
このライブのタイトルは、「山里亮太の140」。年に数回、不定期で開催されています。
140というのはTwitterの文字数のことで、山里さんが自身のTwitterを振り返るという趣旨です。「え…そんなことまで言っちゃって…大丈夫なの!?」と、思わず心配してしまう発言もあるのですが、これが大丈夫なんです。
なぜならお客さんは、「ドアを開けるとライブで聞いたことは“すべて忘れる”魔法」にかかるからです。
ドアを開けると“すべて忘れる”…
すべて忘れ…
…るはずはなく、バッチリ覚えています。なんなら抱腹絶倒な一言一句、忘れまいと脳の海馬に刻みこんでいます。
このダブルクォーテーションマーク(“……”)は、「こうは言うけど、実際は違う」ということを暗に示しています。英語圏では、「air quotes(エアークォーツ)」といって、該当箇所を指で「ちょんちょん」とジェスチャーします。