連載記事:ムギ子のまじぽん使える英会話
プロレスのマイクパフォーマンス【ムギ子のまじぽん使える英会話 Vol.8】
ハロージャパン! ライターの尾崎ムギ子です。
イラスト/尾崎ムギ子
編集部Sさんに、「つぎはプロレスネタでいきたいのですが…」と相談したところ、「ついにプロレスがくるのですね」と、すでに腹をくくってらっしゃいました。ですので、今回は満を持して、大好きなプロレスについてです。やったー!
■第8回:プロレスのマイクパフォーマンス
Sさんはまだプロレス観戦したことがないそうで、「スカッとするものですか?」と聞かれました。…ハイ! 最高にスカッとします! 目の前で人がクルクルっと宙を舞うと、思わず手を合わせて「アーメン」と拝んでしまいます。
意外かもしれませんが、プロレスは英語学習に最適です。それは、外国人選手のマイクパフォーマンス。今年5月、ケニー・オメガが調印式で、相手選手を挑発してこう言いました。
“I’m tired. I’m hungry. I’m bored.”
「疲れた、お腹が空いた、退屈」だと、ちょっと違う気がしますよね。プロレスの調印式で「お腹が空いた」なんて、駄々っ子ですし。めっ!
この場合、hungryは「お腹が空いた」よりも、「飢えている」のほうがしっくりくると思います。といっても、ご飯ではなく、“自分を刺激する相手”に飢えている。刺激を求めるのがプロレスラーなのです。イヤァオ!(…は、中邑真輔選手の決め台詞です。)