ライフイベントごとに書きかえることが大事 人生の計画表をつくるべき理由


■子育てをしながら仕事をつづけたい…「保育園探し」もプランに入れておく

働きながら子どもを育てたいと考えている場合、保育園探しは避けてとおれない問題です。保育サービスに民間企業が参入してきたり、各地で力を入れてはいるものの、まだ待機児童の解消にはつながってないのが現状です。

景気の低迷により、共働きでないと子育てができない家庭が増えたのと、子どもを預けられる場所や人員が足りないというのが大きな理由ではないでしょうか。

こんな世のなかだからこそ、人生の計画表をつくる必要があります。もちろん、ほとんどの人が頭のなかで考えていたり、夫婦で話しあっていることでしょう。

さらに、自分たちの年齢と現状を追加して、もし、自分やご家族が病気になったときのことを考えることが大切です。実際に元気に働ける時間はどれくらいあるのかを知っていただきたいのです。


■人生の計画表をつくって「働ける時間」を再確認

ここで、人生の計画表のつくり方を紹介します。

まず、大きめの紙を1枚用意したら、縦に自分とご家族の名前、横に自分の年齢を書きます。そのとき、家族は何歳なのかも記入していきます。そこに“何歳までに貯金をいくらくらいしておきたい”、“仕事はこうしていたい”という目標を記入していくのです。

そうすると、元気で働ける時間は意外と少ないことに気づくはずです。

男性は定年まで働ける方が多いようですが、女性はなかなかむずかしいと思います。自分や家族が病気になったとき、家で仕事ができて、そこそこ安定した収入があれば、もう少し不安も負担も減るんじゃないかと思われた方もいるのでは。

非正規雇用も増えてるいま、仕事をひとつに絞しぼったり、しがみつく理由もはないと思うのです。
いつでも、何があっても働き方を変えられる自分でいるという覚悟が、これから必要になってくるのかもしれません。


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