節約だけに頼らない お金を生みだす力を身につけよう
資格習得の勉強や留学、結婚資金など、目標を持ったときに必要となるのはお金です。人生を自由に選択できるかは、お金があるかどうかに左右されるといってもいいでしょう。
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大切なお金と上手に付きあっていくために、“自分とお金との関わり方”を、一度見つめなおしてみることをススメします。
■節約だけに頼らない
お金について真剣に考えはじめたとき、最初に取りくむのは、節約ではないでしょうか。通信費や習慣で寄ってしまうコンビニでの買い物代など「何となく使ってしまうムダな出費」を減らすことは、地味だけれど効果があります。
けれど、出費を減らすことだけに重点を置くと、食材の質を落とす、大好きなスイーツを我慢するなど「自分に必要な出費」まで削ってしまうことになりかねません。
生活からうるおいを失くし、我慢を続ける状態は、ダイエットのリバウンドのような結果を引きおこす可能性も。節約はお金を増やすためのメイン事項ではなく、あくまでサブであると認識することが大切です。
■収入源はひとつではない
そもそも、なぜ私たちが節約にこだわってしまうのか。それは、いまある収入のなかでお金を何とかしなければならないという思いこみがあるからです。
「決まった額の収入しかない」という思考は、不足に目が向いてしまいがち。この前提を「私にはお金を生みだす力(能力)がある」に変えてみましょう。
思考の転換をするだけで、具体的な行動をおこす気持ちがわいてきます。まずは自分のなかの前提を変えて、気楽にできることを実践しながら、お金を生みだす力を鍛えてみましょう。