“ちゃっかり、だけどしっかり” 料理研究家 五十嵐ゆかりさんに聞く、食生活と美容のコツ
どんなことにも全力投球で取り組んできたけれど、最近がんばり続けることにちょっぴり疑問を感じはじめている…。
そんなふうに、アラサー世代の女性のなかには、仕事や日々の生活をがんばりながらも自分によりフィットする過ごし方を模索している方が少なくないかもしれません。
そこで今回は、働く女性の代表として、料理研究家の五十嵐ゆかりさんに、忙しくても自分を見失わず、日々を楽しく過ごすヒケツを伺いました。
そのヒントはくらしのなかでの“ちゃっかり・しっかり”の使い分けにありそうです。
料理研究家、五十嵐ゆかりさんに聞くオンオフのバランスのとり方
「食を通して大切な人との暮らしをもっと楽しく」をテーマに、料理研究家としてレシピ開発から企画、執筆、食に関するイベント主催など多方面で活躍され、多忙な日々を過ごしている五十嵐さん。
そんな五十嵐さんにとって仕事場であり、生活の大部分を過ごす空間でもあるのが、キッチンスタジオ。
多忙な毎日の中で意識しているのが、プライベートと仕事の境目があいまいにならないように、しっかりオンとオフを切り分けること。
仕事の合間には、スタッフとおにぎりを食べながらブレストする「おにぎりミーティング」をはさむなど、ワークタイムでもオンとオフを器用にスイッチングしながら、仕事に取り組んでいるのだそう。
「忙しいとつい仕事のことばかりに気持ちがいってしまいがちですが、ちょっと休憩を入れてスタッフとたわいもない話をする時間を大切にしています。そうすることでちがった気づきがあったり、仕事につながる新たな発見ができたりしますから」と五十嵐さん。
また、休日にはご実家のある千葉でゆっくり過ごされるそう。
「土いじりをしてのんびり過ごすのが、素の自分に戻れる貴重な時間なんです。心が穏やかでいられるからこそ仕事も楽しめます。オンとオフってリンクしているなと実感しています」。