連載記事:ムギ子のまじぽん使える英会話
HAPPY NEW YEARに‘A’は必要?【ムギ子のまじぽん使える英会話 Vol.15】
ハロージャパン! ライターの尾崎ムギ子です。
イラスト/尾崎ムギ子
日ごとに寒さが増していますが、みなさま風邪など引いていませんか?
わたしは11月はじめに引いて、それはいったん治り、いままた風邪の引きはじめです。すごいデジャブな感じ…。
■第15回: HAPPY NEW YEARに‘A’は必要?
さて、今年も年賀状シーズン。「あけましておめでとう」を英語でいうと、“A HAPPY NEW YEAR”でしょうか?“HAPPY NEW YEAR”でしょうか?
正解は後者、“HAPPY NEW YEAR”です。
しかし日本では最近まで、‘A’をつけるのが主流だったような気がします。それは、あの有名なクリスマスキャロルが発端かも…。ウィー ウィッシュ ユア メリークリスマス♪
We wish you a Merry Christmas
And a Happy New Year
―「We Wish You A Merry Christmas/クリスマスおめでとう」
この歌のインパクトが強すぎて、日本では“A Happy New Year”が定着したのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
‘wish’の意味は、「祈る」。“We wish you a happy new year.”は、「あなたに良い年がくるよう祈っています」。
このように、文中だと‘a’がつき、“Happy New Year”のように名詞のみだと‘a’はつかない…。ややこしいですが、“Happy Birthday”に‘a’がつかないのと同じです。
ほかにも、“Good night”には‘a’がつかないけど、“Have a good night.”のように、文になっていれば‘a’がつきます。