連載記事:<絵本ナビ監修>絵本をえらぶ
クリスマスに読みたい絵本<絵本ナビ監修>絵本をえらぶ Vol.5
3位 ぐりとぐらのおきゃくさま
作:中川 李枝子/絵:山脇 百合子/出版社:福音館書店
「ぐりとぐらのおきゃくさま」(絵本ナビ紹介ページ)
大きな足跡を発見した、ぐりとぐら。何だろう? 誰だろう? とドキドキしながらたどっていくと、足跡はわが家に向かっていました。家の中には誰も見当たらないのに、あちこちに長靴や赤いマント、えりまきが…。「誰か」とご対面するまでの緊張感とわくわくが、この絵本の魅力です。赤と青のマントにちょこんとニット帽をかぶった2匹の姿もまたキュートです。
4位 よるくま クリスマスのまえのよる
作:酒井 駒子/出版社:白泉社
「よるくま クリスマスのまえのよる」(絵本ナビ紹介ページ)
「たくさん叱られて悪い子だったから、サンタさんこないかも…」こう思ったことのある子はどれくらいいるのでしょうか? 不安な僕の側によりそって優しい気持ちで満たしてくれる、夜のように黒い「よるくま」。僕との思いやりあふれるやりとりは、どこか不思議で神秘的です。「そんなに悪い子だとサンタさんきてくれないよ!」と口にしてちょっぴり後悔しているママも、ぜひ読んであげてみてくださいね。
5位 100にんのサンタクロース
作:谷口 智則/出版社:文溪堂
「100にんのサンタクロース」(絵本ナビ紹介ページ)
「100人のサンタクロースが住んでいる」という設定がとても新鮮な1冊。1年に一度だけのクリスマスに向けて、プレゼントを配る家の地図をつくったり、キラキラの星空をつくる練習をしたり、立派なツリーを育てたりとサンタクロースたちはみんな大忙し! 個性あふれるサンタの中にはカレンダー柄の衣装を着ているものも。ぜひ、親子でお気に入りサンタを探してみてくださいね。
家族の思い出をあたたかくしてくれる、クリスマスに読みたい絵本をご紹介しました。毎年この時期に読みたくなる、お気に入りの1冊を見つけてみてくださいね。
データ協力:
絵本ナビ
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