日常を豊かにしてくれる 「心を満たすセルフケア」の見つけ方
4)「和敬清寂」と「笑顔」を心の片隅に私は高校生のころに茶道をしていました。今はお作法なども忘れてしまい、自己流で楽しんでいますが、茶道の心得を示す
『和敬清寂』(わけいせいじゃく)という言葉が好きでした。
お互いの心を和らげて謹み敬いあい、目に見える清らかさだけではなく内面も清らかに浄化され、どんなことに対しても動じない
強い心を持つこと。調和、敬愛、清廉、寂静。そして、ここに
和やかな空気を運ぶ
『笑顔』があることへの尊さを感じるのです。
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この言葉を自分自身に笑顔で語りかけると、「自分のペース」を取り戻すことができます。そして、まわりの人たちにも優しくなれるのです。「忙しくて無理!」と思っている方にこそ、ふと思い出していただきたい言葉です。
心の豊かさは、
“自分なりの気持ちがいいこと”を、
“日常に取り入れる”ことから育まれるのです。