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NHK大阪、特集ドラマ『手塚治虫の戦争』制作開始 夏放送予定 手塚治虫役に高良健吾「これだけできる人っているか?」【コメントあり】

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NHK大阪、特集ドラマ『手塚治虫の戦争』制作開始 夏放送予定 手塚治虫役に高良健吾「これだけできる人っているか?」【コメントあり】

『手塚治虫の戦争』制作発表取材会に出席した(左から)高良健吾、原田琥之佑(C)NHK


NHK大阪は9日、今夏放送予定で特集ドラマ『手塚治虫の戦争』(塚=旧字)を制作すると発表した。手塚治虫役を俳優の高良健吾が務める。

1970年代の東京、漫画家としてどん底にあった手塚治虫は、自身の戦争体験をもとにした漫画『紙の砦』を描き始める。少年誌の連載は打ち切られ、会社も倒産、すべてを失いかけたその時、なぜ手塚は“戦争”を描こうとしたのか。

執筆に挑む70年代の手塚治虫と、『紙の砦』の主人公で戦時下を生きる彼の分身・大寒鉄郎。漫画を描くことに生を見出した2人の物語が、時代を越えて重なり合う。

高良が手塚を演じるほか、『紙の砦』の主人公で漫画を描くことに夢中な16歳の少年・大寒鉄郎を原田琥之佑が演じる。

7日には兵庫・宝塚市立手塚治虫記念館で『手塚治虫の戦争』の制作発表取材会が行われ、高良と原田が出席し、コメントを寄せた。


【コメント】
■高良健吾
このドラマでは、手塚治虫先生の「虫プロ」が倒産する、不遇の時代も描かれます。その時代の手塚さんの苦しみは、愛するものを突き詰めるがゆえに生まれてくる苦しみで、その苦しみを乗り越える原動力もまた、自分が愛する漫画への信念や、闘争心だと思うんです。それを僕はドラマの中で演じ切りたいですし、皆さんが知らない手塚治虫先生の一面を描けたらと思っています。
僕自身もこの作品に携わることで見えてくる、手塚先生のいろんな面にとてもひかれています。役を演じる上で、当時の手塚先生の仕事ぶりと自分を重ねたときに、手塚先生は「漫画の神様」や「天才」と言われていますが、その言葉でまとめてはいけないのではないか、と思うんです。何かと闘う心、常に自分に向いている戦い方に尋常じゃない強さがあって、「これだけできる人っているか?」と僕は感じるんです。手塚先生は手塚治虫先生以外に、誰にも真似できないことをやり続けてきた方なんだと思います。
皆さんにとってもおもしろいドラマになると思いますので、楽しみにしていてください。


■原田琥之佑
鉄郎はまわりの空気を無理に読もうとしないし、人にこびることのない男子中学生です。でもなぜか人から好かれて、周囲に人が集まる人です。「描きたいから描く」という、理由のない衝動的な漫画欲があり、「ただ自分が満足するために漫画を描く、描いても描いても描き足りない」という、漫画家にとって大切なハングリー精神をもっているところがとても魅力的です。そんな純粋な少年の遊び心を表現出来たら良いなと思っています。
今回のドラマで初めて戦時中を生きる役を演じるので、いまはその時代の人間として生きられるよう、たくさん勉強しています。漫画を描くシーンもあるのですが、手塚先生のペンの持ち方は独特だったそうなので、そのペンの持ち方で絵を描く練習をしたり、手塚先生から生まれるキャラクターは丸から出来ているキャラクターが多いので、丸をたくさん描いています。
僕は三年前に『軍港の子~よこすかクリーニング1946~』という特集ドラマに出演しましたが、そのときはまだ13歳で、自分が表現したかったことがあまり表現できず、悔しい思いをしました。このドラマで少しでもリベンジできたらなと思っています。

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