短くて軽く読めるけど、じんわり来ます「博士の愛した数式」 小川 洋子 (新潮文庫)
寺尾聡と深津絵里で映画化もされました。映画は未見ですが、小川洋子さんの小説は非常に読みやすくそして余韻が残ります。80分しか記憶が持たない数学者と、お手伝いさんの女性の、心の触れ合いを描いています。
「機械仕掛けの愛」 業田 良家 (小学館)
さまざまなロボットと人間との心の触れ合いや哀しみを描いています。一つ一つのお話は非常に短いのですぐに読めます。今は3巻まで出ています。寂しさを埋めるためのロボットたち、その寂しさが他のもので埋められた時の、居場所のないロボットたち。エピソードごとに胸に迫りますが、人によって一番泣くエピソードが違うみたいです。
冬の夜、心から感動する本や漫画に身を委ねて、心の底からあったまってくださいな。春がくる頃には、より深く人を好きになれるはず。
衝撃すぎ!?昭和と令和でこんなに教科書の中身が違う!イマドキ教科書の“新常識”がわかる、大人にオススメの一冊