大切な写真データをもうなくさない 確実なバックアップ方法(ママのための写真術6)
その1.短期間であれば、PCとメモリカードに二重保存
通常、PCに写真データを保存したら、メモリカード内のデータは削除したり、一旦メモリカード自体を初期化したりしますが、バックアップのためのまとまった時間が取れない時は、メモリカード内のデータはそのままにしておきましょう。そうすれば当面の間はPCとメモリカードに二重になって写真データが保存されます。この方法は、ごく短期のバックアップとして有効です。
その2.外付けHDD(ハードディスクドライブ)に保存する
頻繁に写真を閲覧して編集をしたい方は、外付けHDDに丸ごとバックアップするのがおすすめ。外付けHDDは大容量でも比較的安価に入手できます。
ですが、経年劣化があることや故障するおそれは否めません。そのため、永続的に残したい場合は2~3年を目安にHDDを買い換え、データを入れ直していくのが理想です。
その3.光学メディア(DVD、ブルーレイなど)に保存
DVDやBD(ブルーレイ)などのディスクは、正しく保管できれば10年~30年もつと言われています。長期保管のためには、直射日光などの強い光、高温多湿、傷や汚れやホコリに気をつけましょう。特にブルーレイディスクは構造上、耐圧強度が弱いため、不織布ケースではなく専用の薄いハードケースに保存し、立てて収納を。また、安いメーカーのものだと10年もたないこともあるので、信頼できるメーカーのものを選びましょう。