人前で話すことが苦手な方へ。プレゼンテーションが成功する「呼吸のコツ」


プレゼン中の「呼吸」のコツとは?体内のCO2を一定にする為に意識せずに呼吸を調節するのは脳の下部の延髄という部分です。面白いことに話をしている時は上位の脳が優位に働いて下部の呼吸を押さえています。話をしている間は息を止めているか、もしくは息を吐きながら話をしています。息を吸いながら話すことはできませんね。試してみると分ります。

ですから、話を終えてから、大きく息を吸ったり、吐いたりするのは話している間にできなかった呼吸の仕事を一気に代償しているのです。O2を取り入れ、溜まったCO2を吐き出し、普通の状態へ戻すためです。

人前で話すことが苦手な方へ。プレゼンテーションが成功する「呼吸のコツ」

© Sergey Nivens - Fotolia.com


プレゼンの途中、話の流れが途切れるところでひと呼吸おいて、自分の呼吸を整えてみましょう。
息を止めていたり、吐ききった状態で話を続けていると息苦しくなってきます。息苦しさから早く言い切りたいと思い早口になったり、語尾が小さくなってしまいます。そのような話し方は相手にも息苦しさを感じさせてしまいます。

“伝える”ということは、「言葉」と、あなたの心を示す「呼吸」という2つの要素がとても大切です。もしかしたら「言葉」よりも「呼吸」をうまく使うことで、人の心を掴むことができるかもしれません。
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