仕事帰りや1日の終わりに空を見上げて、輝く「冬のダイヤモンド」を探してみよう

寒い冬だからできる楽しみのひとつが、冬の夜空を眺めること。小学生のころに星座版を片手に夜空を見上げたことがある人は、思いだしてみてください。

冬にはあの有名なオリオン座のほかにも、見てもらいたい星がたくさんあるのです。

目次

・冬の夜空が輝いているわけ
・冬の大六角って?
・ダイヤモンドの輝きを


窓の外を見つめる女性

© antgor - Fotolia.com



■冬の夜空が輝いているわけ

冬は1年のうちでもっとも夜空がきれいに見える季節です。「明るい一等星が多いこと」や、「肉眼で見える星雲や星団があること」「気温が低く乾燥しているため、空気中の水蒸気が少なく、空気の透明度が高くなっていること」などが要因だそう。

冬の澄んだ空気や身も心も引きしまるりんとした感覚は、筆者が冬を好きな理由のひとつでもあります。仕事帰りにはすっかり空が暗くなっているこの季節。見上げると、まだ早い時間でもキラキラと輝く星を見つけることができますよ。


■冬の大六角って?

有名な冬の大三角は、オリオン座の目印にもなっている「ベデルギウス」とこいぬ座の「プロキオン」、おおいぬ座の「シリウス」、この3つの星からつくられています。

そして「プロキオン」と「シリウス」を目印に、オリオン座の「リゲル」と、おうし座の「アルデバラン」、ぎょしゃ座の「カペラ」、ふたご座の「カストルとポルックス」を結んだものを冬の大六角といいます。


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