シーフードに巨大ステンドグラスの教会 “北欧のパリ”トロムソでオーロラを楽しむ! 


■おしゃれな店やカフェが並ぶ街を散策

トロムソのメインストリートであるストルガータ通りには、歴史ある美しい建物が並んでいます。北欧雑貨店やおしゃれなカフェ、レストランなどが軒を連ねていて、散歩をしているだけでも楽しい街です。

中心部は30分もあればまわれてしまうので、道に迷うこともありません。手づくりのキャンドルショップなど、気になる店に出あえることでしょう。

アザラシの餌づけショーが行われる水族館「ポーラリア」や、街を一望できる「トロムソ・ケーブルカー」など、観光スポットもたくさんあります。

なかでも、見逃せないのは三角形のモダン建築「トロムスダーレン教会」(北極教会)。内部にある、高さ12m、重さ6tの美しいステンドグラスは必見です。


■世界最北のビール醸造所が経営するビアホール

トロムソはノルウェーでもっともバーやパブが多い街。その火つけ役となったのは、世界最北のマックビール醸造所が経営するビアホール「ウルハーレン」(OLHALLEN)といわれています。

マックビールは1877年の創業、ビアホール「ウルハーレン」は1928年開業と、どちらもトロムソ最古だそうです。

「ウルハーレン」は開業以来、地元の人々に愛されつづけてきました。男性たちは、この店を皮切りにパブのはしごをしたそう。かつては、週末になると真冬でも行列ができたといいます。

じつはこの「ウルハーレン」、1971年まで女性は入店禁止だったとか。もちろん現在は女性もウエルカムです。


数種類もの生ビールと瓶ビールが楽しめるので、1杯ずつ飲みくらべをするのもオススメ。1番人気は、創業以来変わらない味わいのピルスナービール。飲みやすい軽めの喉ごしで、ホップの風味が爽やかです。おつまみには名産の干しダラやトナカイのサラミはいかが?

■グルメと若者カルチャーが豊富

トロムソの名物料理は、なんといっても新鮮なサーモンです。ここの港に集荷されるサーモンの約4割が日本に輸出されているそう。

街のレストランでは、肉厚のサーモン料理のほか、エビやカニなどのシーフードメニューが充実。とりわけスモークサーモンは、ホテルの朝食ブッフェにもだされるほどポピュラーです。

小さな街なのに活気にあふれ、若者の姿を多く目にします。
ここには世界最北の総合大学があり、国内外から学生たちが集まってくるのです。

パブでは若者たちが深夜まで盛りあがっています。ハウスやテクノなどの音楽レーベルもあるんですよ。

オーロラのほかにも、さまざまな楽しみがあるトロムソ。夏は白夜やホエールウォッチングなども楽しめるため、1年中魅力はつきません。機会があればぜひ、訪れてみてくださいね。


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