ギブアンドテイクの法則を心がける 日常に「美学」を取りいれよう
美学を持つということは、ブレない自分を持つということかもしれません。ブレずにいるには自信を持つことが必要です。
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とはいえ、謙虚な日本人は自分に厳しいもの。ワーキングホリデーで海外生活を体験した友人の話を通して、自信を持つ方法を紹介します。
■「美学」を持ちつづけるために
「美学」とは、基準となるラインを持つことだという話をしました。
友人のヨーコちゃんと久しぶりに会ったとき、以前とは少し雰囲気が変わっていることに気がつきました。大きな瞳のキラキラが増し、ちょっとふっくらして健康そう。彼女はワーキングホリデーで1年間の海外生活を終え、帰国したばかりです。
「海外で得たもので、一番大きかったのは、私は私でいいんだと思わせてもらえたこと」と彼女はいいます。以前のヨーコちゃんには、人に気を使いすぎるあまり、疲れて体調を崩すという面がありました。
「いま思えば、それは自分に自信がなかったから。人の顔色をうかがうクセがついていたのかも…」。謙虚な日本人は自分に厳しく、欠点を重視しがちです。劣等感を持っている間は自信を持つことはむずかしいものです。