イタリア人に学ぶ「印象アップ」につながるプチギフトの選び方
クリスマス・年始のシーズンが終わり、スーパーやお店では早くも「バレンタインデー」を見越したディスプレイがはじまりました。
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オシャレにうるさい彼女を持つ知人男性も、この時期になるといつも悩む…と苦笑い。とはいえ、そんな彼女をよろこばせるプレゼントを毎年ちゃんと用意しているあたり、「さすがのセンスだな〜」と思わずにはいられません。
相手に感謝や愛情を伝えるためのちょっとしたギフトを贈るのは意外とむずかしいもの。ここでは、センスとアイデアで上手に気持ちを伝えるために、イタリアの人たちが実践している「プチギフトを選ぶコツ」についてご紹介します。
1.普段づかいのものをちょっとグレードアップ
エステティシャンの知人女性は、サロンに来るお客さんにプチギフトを贈ることがあるそうです。「気があったり常連になってくれたお客さんに、感謝の気持ちをこめて、たまにちょっとしたものを渡すわよ」と語る彼女。
「エステサロンだから、化粧品をプレゼントするの?」と聞いてみると「それだと営業っぽくなって、人によってはかえって気を使わせてしまうでしょう。
だから、ちがうジャンルにしているの」との答えが。
取りだしたのは、デンタルフロス・歯ブラシ・歯みがき粉でした。彼女がギフト用にそろえているのは、特定の薬局へ行かないと買えないラインのもので、歯科医も推奨しているメーカーのものだそう。
「口のなかは、外からは簡単に見えないものでしょう。それだけに、内側からもきれいになろうという意識を持ちつづけてほしい…という気持ちをこめているの」と語る彼女。
歯ブラシなどの日用品は、スーパーやドラッグストアで手軽なものを買ってしまいがちです。それだけに、「いいものだとみんなよろこんでくれるのよ。あまり高いものでもないから、受けとってもらいやすいしね」と笑っていました。
彼女のサロンが人気なのは、こういうところに理由があるのかも知れないな、と思ったものです。