イタリア人に学ぶ「印象アップ」につながるプチギフトの選び方
2.急なときにも使えるお助けグッズ
管理職として働く知人女性は、スタッフにちょっとしたプレゼントをする習慣があります。誰かがミスした仕事をフォローしてうまく収めたときや、誰もやりたがらないけれど必要な仕事をしてくれたスタッフに、ねぎらいの意味をこめて何か贈るといいます。
「食事をおごったりする人もいるけど、場合によっては負担になるでしょう。だから、仕事でもプライベートでも使えそうなちょっとしたものを渡すようにしているの」。
彼女が最近渡したのは、男性には携帯用シューズクロス、女性には皮膚科医開発のリップスティックだそう。
「両方とも消耗品だから、相手も気軽に受けとれるの。私の部署は営業職が8割を占めるから、身だしなみを整えるときに役に立ててもらえるし、プライベートでも使える。女性はこの時期、寒さで唇をやられがちだから、ケアの意味でも使いやすいでしょう」と語る彼女。
入社数年で管理職になった実力を持つ彼女だけに、デキる人の気の配りかたは少しちがう…と感心してばかりいたことを覚えています。
高いモノが相手の心をつかむわけではありません。ちょっとしたプレゼントでも、そこから伝わってくるのは、贈ってくれた人の心です。
つまり、印象がアップするかしないかは“モノにこめられている気持ち”次第。それを心得るのが、ギフト選びの最大のコツといえるでしょう。
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