ギャグやスポ根など、マンガのジャンルはさまざまですが、社会問題をテーマに扱うマンガも数多く存在します。
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おもしろく読めて、社会問題に対する知識も身につけられると、まさに一石二鳥。作品から得た知識が、会社のオジサマたちとの会話にも役立つかもしれません。
今回は、マンガ好きの筆者が女子に読んでもらいたい社会派の作品を紹介します。
■『健康で文化的な最低限度の生活』(小学館)
有名人がらみの不正受給問題などで話題となった、生活保護をテーマにしています。
主人公・義経えみるは新人公務員。専門的な知識も足りないまま、ケースワーカーとして区の福祉事務所職員で働きはじめます。
そこでは、さまざまな事情を抱える生活保護受給者の姿を目の当たりにします。
四苦八苦しながらも、生活に困窮する人たちと向きあおうとする、えみる。“住民と最も深く関わる公務員”といっても過言ではない「福祉事務所職員」の奮闘を描きます。