メールは必要最小限!? 社交上手な人が実践する「相手の心をつかむレター術」
カフェを経営し、バリスタコンテストで入賞したこともある知人男性がいます。彼は常連さんに「おもしろカード」や「すてきカード」を毎年送っているそうです。
© LiliGraphie - Fotolia.com
彼のお店がいつもにぎわっているのは、このあたりに理由があるのかも…と感心しました。
メールや電話でさくっと連絡を取れる時代になりましたが、書いた人の人柄や気持ちがよく伝わってくる手紙やハガキは、感激度が高いツールです。社交上手な人ほど、自分で筆をとってマメにコミュニケーションをとることが多いようです。
ここでは、彼らが実践している「相手の心をつかむレター術」についてご紹介します。
1.おもしろいふせんや便せんでコミュニケーション
IT企業で働く知人男性は「社内メッセンジャーやメールを必要最小限に利用する」がモットーだといいます。
以前、会議の時間変更を同僚にメールしたものの、相手が読んでおらず、プレゼンに失敗。
「相手がモニターをいつも見ているとは限らない」と痛感したといいます。
それ以来、重要なことは、メモや短い手紙を書いてデスクに置くように心がけているそうです。
「すぐに気づいてもらえるよう、アイキャッチを工夫するようにしている」と語る彼。よく使うのは、旅行先で見つけたおもしろい形のふせんや便せんで、とくに食べ物の形は人気があるそうです。
使った紙のことで同僚が話をしに来てくれ、それをきっかけにいいアイデアが浮かぶことも多いとか。