連載記事:一生、お金に困らないルール
年代毎に違う「お金との付き合い方」(一生、お金に困らないルール Vol.3)
30代:人生をプランニングする
20代までは、学生時代の友人に会っても学生時代のままの関係が続くが、30代になると、自分の「社会的身分」がだんだんはっきり見えてくる。
「『今、自分は社会的にどの位置に属しているのか?』ということを冷静に見ることが求められるのが30代です。そして、その場所で本当に良いのかということ、自分に聞いてみてください」(本田さん)
自分と同じような状況の友だちが、愚痴ばかりこぼすのを聞いて、「これは私だ」と思った女性もいたとか。「このまま不満ばかりではいけない!」と一念発起して、そこから人生を変えることができるのが30代だ。
「これからの人生を、どうプランニングしていくのかを30代で考えておかないと、40代以降の人生がストレスだらけになる可能性があります」(本田さん)。
これまで身につけてきた習慣、考え方、生き方を変えていくのは、多くの場合、痛みを伴う。「本気で変えたいなら、30代で一度、自分と真剣に向き合いましょう」(本田さん)