フェルメールからなぞなぞまで 2月に行っておきたい美術展5選・首都圏編


■春が待ち遠しくなる展覧会

・冬季展『春に想う―梅・椿・桜・桃―』

畠山記念館は、荏原製作所の創業者であり茶人としても知られる畠山一清が収集した、古美術品などを展示するために設立した美術館です。

展示では春を象徴する花々をデザインした美術工芸品と、季節の茶道具を見ることができます。こちらの美術館では、展示室でお抹茶(干菓子つき・有料)をいただけるんです。春を思いながら、ほっとひと息つくのも粋ですね。


会期:2016年1月16日(土)~年3月13日(日)
開館時間:10:00~16:30
会場:畠山記念館

■童心に返って楽しむ 超絶技巧に舌を巻く 個性派の展覧会

・特別展『なぞなぞ? ことばあそび!! 江戸の判じ絵と練馬の地口絵』

「判じ絵」は絵から答えを導きだすなぞなぞ。「地口絵」は成句などをもじった言葉遊びを絵にしたものです。たとえば、「花よりほかに知る人もなし」→「腹よりほかに減るものもなし」といった具合。

思わずぷっと噴きだしてしまうようなユニークな作品を、童心に返って楽しみませんか?

会期:2016年1月30日(土)~3月21日(月・振休)
開館時間:9:00~18:00
会場:練馬区立石神井公園ふるさと文化館

・『世界を驚かせた焼物 吉兆庵美術館蒐集 真葛香山展』

1876年のフィラデルフィア万国博覧会に出品されて評判を呼び、海外で人気を博した真葛焼。海外向けとあって華やかな意匠が多いのですが、なかでも必見は「高浮彫」と呼ばれる超絶技巧。

今回の目玉であり、香山晩年の最高傑作といわれる《真葛窯変釉蟹彫刻壷花活(まくずようへんゆうかにちょうこくつぼはないけ)》の、水盤に取りついたワタリガニのリアルな質感ときたら! いまにも動きだしそうで、ぞくぞくします。

会期:2015年2月17日(水)~2月29日(月)
開館時間:10:00~18:30
会場:日本橋三越本店 新館7階ギャラリー

歴史的名画に春を思わせる雅な美術工芸品、くすりと笑えるユニークな絵から世界を驚かせた焼物まで。早春の1日、感性を豊かにしてくれる展覧会にお出かけしませんか?


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