ざわついた心を落ち着かせる 「安心安全」な環境の作り方
こんにちは。心理カウンセラーの小高千枝です。みなさんは日常生活の中で
「安心感」を感じていますか? 「安心感」はおそらく無意識なものなので、きっと “意識” することがないかもしれません。
私にとって、臨床の現場だけではなく、大切な家族や友人と過ごすとき、限られた環境の中において
『安心、安全』は重要なキーワード。常に意識をしながら毎日を過ごしています。また、“安心できる環境”は
「居心地の良さ」をもたらしてくれます。
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今回は、ざわついた心も落ち着かせてくれる
「安心安全な環境の作り方」についてお話をしましょう。
安心安全な 「人的」「時間的」「空間的」環境を持つ人間は、無意識の中でホッとする時間があるからこそ、心身をリセットし、リスタートすることができます。
その根底には、
“安心・安全”がつきものです。
例えば臨床の現場において、私(小高千枝)は
● “心理カウンセラー” “メンタルトレーナー” として
安心安全な「人的」環境でなければなりません。
●臨床開始~終了まで “クライエントさまと過ごす空間” は、
安心安全な「空間的」環境でなければなりません。
● “臨床中の時間” は安心安全な「時間的」環境でなければなりません。
これらはカウンセリング、メンタルトレーニングの基本となります。そのため、クライエントさまにとっての “安心、安全” がここにあるのです。
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では、みなさんの日常生活を思い浮かべてみましょう。 「常に安心感に囲まれている必要がある」ということではなく、ご自分が
帰りつく場所(リセット、リスタート)に、
安心、安全を見出してみてください。
・人的環境: ご家族、パートナー、友人
・空間的環境:職場、自宅、カフェ
・時間的環境:バスタイム、運動している時間、パートナーと過ごす時間
…など。さぁ、みなさんはいくつ出てきましたか?