“妊婦さま”になっていない? マタニティマークにまつわる事件簿
マタニティマークに関して賛否両論あるなかで、あえてつけない妊婦が増えているといいます。これは、“妊婦さま”と批判されている人たちの行動が影響しているかもしれません。
妊娠している自分を過剰に優遇させようとする、威圧的な態度を取るなど、妊婦に対するイメージを悪くする人たちのことを“妊婦さま”と呼ぶのだそうです。
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そこで今回は、驚くようなマタニティマークの使い方をしているケースを紹介します。
■気づかなくてごめんなさい…
妊娠初期は見た目ではわかりにくく、とくにチュニックなどを着ている場合は、ぽっちゃり体形との区別がつきにくいもの。マタニティマークをつけてくれたら譲りやすくなるのに、と思うことがあります。
筆者の友人も同様に悩んだことがあるそうですが、ハイヒールを履いていたので妊婦ではないと判断して座りつづけたのだとか。ところが、じつは妊婦だったようで、マタニティマークをさわりながらため息をつきつづけられたそう。
「席を譲ろうと立ちあがろうとしても、こちらをにらみつけながらため息を連発。そこまでされているのに、譲らなくちゃいけないの!?」と思いつつも、席を譲ったそうです。
■マタニティマークは印ろうか!?
筆者が電車に乗っていたときのこと。隣に立った妊婦がバッグからマタニティマークを取りだしているのを見たことがあります。しかし、通勤時間帯ということもあってか、誰も席を譲りませんでした。
すると彼女は、座っている人に向けてマタニティーマークを見せつけるようにバッグを左右に動かしたのです。これを見た女性が席を譲りましたが、別の車両へ移動してしまいました。
自分の身を守るために必死だったのか、何としてでも座りたかったのかはわかりません。
しかし、もし自分がこれをやられたら「意地でも譲りたくない」と思ってしまいそうです。