ふたつの道具でOK 気軽に楽しめる「抹茶」で和のおもてなし
近年、海外では日本の緑茶人気が急上昇中。ここ日本でも、緑茶専門カフェ、抹茶処などが次々と登場して話題になっています。
健康効果もあり、あらためて見直されている日本のお茶。コーヒーや紅茶でのティータイムもいいけれど、せっかくなら大人のたしなみのひとつとして、自分でおいしい抹茶を点てて(たてて)みませんか?
おうちで抹茶をたのしむだけなら、きちんとしたお点前(おてまえ)の作法を知らなくても大丈夫。ここでは、気軽にできる抹茶の点て方をご紹介します。
■必要なものは、3つだけ。抹茶を楽しむアイテム
おうちで抹茶を点てるときに必要なものはこちら。
・抹茶
・茶筅(ちゃせん)
・茶碗
このうち、必ず必要なものは「抹茶」と「茶筅」だけです。
抹茶は、缶入りのものからパックまでさまざまな種類があります。抹茶の保存を考えると、最初は缶タイプのものがおすすめです。
茶筅とは、抹茶をお湯に溶かすための道具のこと。価格はぴんきりですが、安いものなら1,500円前後。自宅用なので、お手頃タイプでじゅうぶん。
抹茶と茶筅がセットになった商品もありますので、入門編として試してみてもよさそうです。
茶碗は、口が大きく深めの器なら何でも大丈夫。スープボウルなどを使ってもOKです。
そのほかマストではありませんが、「茶しゃく」や「茶ふるい缶」を用意すると、より雰囲気がアップします。
茶しゃくは、抹茶をすくう道具。用意しなくても、ティースプーンで代用できます。
茶ふるい缶は、抹茶のダマをなくしてサラサラにするために使う道具です。ふるいにかけて残った抹茶は、缶に入れたまま保存できます。
口当たりがなめらかな抹茶にこだわりたいならそろえておきたいアイテムです。
道具がそろったら、抹茶のお点前にチャレンジです!