とっても前向き! イタリア人に学ぶ「新しいこと」に早くなじむコツ
本格的な春の訪れとともに人の心も開放的になるここイタリア。街のお店やレストラン、カフェも深夜遅くまで開いているところが増えてきました。
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そんな春先に、カフェでたまたま隣になった人と知り合ったおかげで、転職のチャンスをつかんだ知人がいます。その行動力に、共通の知人たちは拍手喝采していました。
彼だけに限らず、新しい環境や人間関係を求め、その中に素早くなじんでいくのがとても上手なイタリア人を見ていると、まねしてみたいな〜と思うこともしばしばです。
ここでは、そんな彼らがどのように「新しいことになじむコツ」をつかんでいるのかをご紹介します。
■周りを巻き込む
フリーのエンジニアとして働く知人男性は、仕事柄さまざまな国に赴任していました。
言葉も文化も違う環境で働く中とは言え、かけ出しのころは失敗が多かったといいます。
新しい環境に早くなじむため、いろんな仕事を引き受けた時期があり、その結果自分のキャパシティをこえ多くの人に迷惑をかけたこともあるそう。
それ以来「今の自分ができること・できないことをきっちり把握するようにしている。自分にできないことがある場合は他の人を推薦し、巻き込んでいく。新しい仕事はみんなで作り上げる、というスタンス」という方針を通しています。
「新しい環境に自分だけ…と思ってしまうと誰でも萎縮し、周りが見えなくなる。ひとりでなんとかしようと思わずに、積極的に他の人の協力を仰いでみるのが成功のコツ」だといいます。
協力してくれた人との新しいつながりをきっかけに、そこから別の仕事に発展することもすくないとか。