連載記事:坪田あさみのインテリアコーデBOOK
“見せる収納”は、“見せてもカッコいい収納家具”選びから【坪田あさみのインテリアコーデBOOK #2】
■“着回し力”がバツグンな家具を選ぶ
では中に一体何が入っているのか? じつはこんな丈夫そうな見た目に反して、中身は季節外れの洋服や布団、ラグ、使っていないクッションなどがたくさん入っているんです。
フタを開けるとこんな感じ! 季節の違う服やラグがぎゅうぎゅうに詰まっています(笑)。
一般的にはこうした季節外れのアイテムは、プラスティックの収納ボックスや専用袋などに入れて押し入れにしまっておくものですが、前述したように我が家のクローゼットには洋服や靴がすでにいっぱいで、隙間なんてどこにもありません。
そこで「見せる収納家具」です。
見せるのは「中身」ではなく「収納家具」のほう。プラスティックの収納ボックスをリビングの真ん中に置いておくわけにはいきませんが、これならOK。
まさに「見せる収納家具」というわけです。
しかもこのボックス、キャスターがついているので移動が楽。
収納としてだけでなく、人がたくさん集まった時にはお酒や食べものを乗せるサイドテーブルとして、また花や植物を置く台として、気分によってはテレビ台にも変身します。
引っ越し時には壊れやすいものを入れるプロテクトボックスとしても活躍。まさに“着回し力”がバツグンなのです!