連載記事:坪田あさみのインテリアコーデBOOK
“見せる収納”は、“見せてもカッコいい収納家具”選びから【坪田あさみのインテリアコーデBOOK #2】
ファッション誌の中で着回し企画は人気コンテンツですが、ひとつのアイテムがこんな風にもあんな風にも着られる、ってお得感があって魅力的ですよね? 考え方はあれと同じ。
何通りにも使える家具を選べば何倍にも使えるだけでなく、家族が増えたり、引っ越しをしたりするなどライフスタイルが変わってもずっと使うことができるのです。
プラスティックの収納ボックスよりもお値段は張りますが、私にとってコストパフォーマンスは抜群です。
◇Asami's Answer◇
使い方はひとつに決めない。いろいろ使える“着回し力”のある家具を選べば、ライフスタイルが変わってもながく使える。
■インテリアも練習が必要!
話は変わりますが、ひとり暮らしをしている独身女性が「結婚したら」「子供ができたら」「家を買ったら」、その後、「インテリアについて真剣に考えたい」と言っているのをよく耳にします。
しかしそれは難しいな~と私は常々思っているんです。
なぜなら、インテリアもファッション同様、練習が必要だから。
帽子はしまい込まずスタンドにかけて見せる収納。もとは糸巻きだったものを再利用。こちらはアンティーク。
多くのよいものを見たり、買ったり、実際に使ってみることで家具やインテリアに対する知識が増え、自分がどんなテイストが好きか、使ってみてどう感じたか、何が足りないのかを知ることができます。
目を肥えさせ、失敗を重ねないと一足飛びにおしゃれな人にはなれないのと一緒。すべては経験や練習が必要なのです。
ゲームやレコード類はウッドボックスやファイバーボックスに入れて。これもリビングにインテリアとしてそのまま置きっぱなしです。
ウッドボックスは元々机の引き出しだったものを自分でキャスターを付けてリメイク。
だからこそ、インテリアについて詳しくない、苦手意識を持っている人は、ファッション同様、少しずつインテリア誌を読んだり、家具屋さんへ出かけたり(お気に入りの家具屋さんを持つことは結構大事です)、そして実際に家具を買ってみてください。
将来の夢として妄想を広げるのも楽しいですが、きれいなショールームだけではわからないことはいっぱいあるので、お金を使って実際に買ってみましょう。
そうすれば、いつか本気で家具を揃える時、あなたは「理想通りのインテリア」を手に入れることができるはず。迷いなく、本当に欲しいものにたどり着くことができるのです。
◇Asami's Answer◇
すべては経験や練習が必要。お気に入りの家具屋さんをみつけて、実際に買ってみることが、「理想通りのインテリア」を手に入れる近道。
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