© beeboys - Fotolia.com
リサイクルの先をいく「アップサイクル」。これは、不要なものを再利用するだけではなく、別の使い道をもつ、より価値のあるものに生まれ変わらせることをいいます。例えば、日本のデザイナーが古タイヤのチューブや消防ホースでカバンをつくり話題になりました。
アップサイクルを成功させるために大切なのは、新たな視点とデザインの力。「DIY(自作作業)精神が根付くクリエイティブな街」「全米一グリーンな都市」として現在注目を集めているポートランドから、アップサイクルのアイディアを3つご紹介します。
1 不要になった自転車のアップサイクル
ポートランドといえば、アメリカでは珍しい自転車の街としても知られています。そんな自転車の廃棄物をアップサイクルする地元アーティストも少なくありません。
例えば、タイヤチューブをカットして作ったベルトやジュエリー、バイクチェーンのフォトフレームや小物入れ、時計など…。
チェーンリング(スプロケット)は、天井や壁に貼り付けるだけで、意外とおしゃれなインテリアに。子どもの小さな自転車部品をアップサイクルできたら、思い出にもなりますね。