五感を刺激してリフレッシュ! 「心のプチ不調」を解消するコツ
先日、街でばったり会った知人男性に近況を聞くと「あいかわらずの生活だけど、最近なんだかやる気が起きなくて…」とグチっていました。
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イタリア人にはめずらしく、仕事一筋で超カタブツの彼がまさか五月病かな? と思ったのですが、「だから気持ちを切り替えたくて、新車を買ったよ」と愛車自慢が始まり、心配して損をした気分になってしまいました。
五月病まではいかなくても、なんとなく「だるい」「やる気が起きない」と、心の不調に悩む人が少なくないのはイタリアでも同じ。
しかし、元の自分を取り戻すのが上手な人ほど、パパッと気分を切り替えるコツを知っているようです。
ここでは、彼らが実践している「心のプチ不調解消のコツ」についてご紹介します。
■激辛料理でリフレッシュ
建築士として働く知人男性は、バカンスにアジアへ出かけるのがライフワークです。
しかし「旅が終わって3ヶ月くらいすると、空気がぬけたようにだるさを感じる」と、休暇明けの反動か仕事も手につかないときがあります。
ジムに入会したりジョギングを始めたり、思いつくストレス解消法は片っ端から試したのですが「スッキリしない」と、不完全燃焼な自分によけいイラついてしまうこともあったとか。
それを変えたのは、近所に新規オープンしたアジア料理店でした。
旅行中に食べた料理をまた味わうために行ったにも関わらず「覚えていた味と違う」ことにショックを受け、それなら自分で作ろうと試行錯誤。
2ヶ月以上かけて、理想通りの激辛な一品が完成した時はだるさもどこかにふっとんだといいます。
「大汗と涙を出しながら食べるからいいんだ。それ以外のことには集中しないし、心と体のデトックスにもってこいだよ」と、気分がモヤつくときは激辛料理を欠かさないそうです。