身の回りのものでトライ! 妊娠中のプチ不調を解消するコツ
妊娠7ヶ月であるイタリア人の知人女性が「おなかが大きくなるにつれて、まっすぐ立っていられなくなった。おかげで外出がつらい」とグチをこぼしたとき、先輩ママのみなさんが「あれを使いなさい」「これを食べなさい」とアドバイスしていました。
©naka-fotolia.com
華奢な日本人女性より力強そうなイタリア女性ですが、困ったり、つまづいたりするところは同じものだと、どこか安心したのを覚えています。
しかしそんなつらい時期も、我慢しすぎたりストレスをためすぎたりせず、カラっと解決する姿には尊敬します。マタニティライフを楽しむため、彼女たちはどんなコツを実践しているのでしょうか。
■うすめた酢で全身トリートメント
知人女性が妊娠したとき、肌が敏感ぎみになって困ったと言います。シャワーの後は必ずオイルや保湿ローションをつけてケアしていましたが、あまり効果がなく「常に身体のどこかにかきむしったあとがあって悲しかった」と、鏡を見るたび気分が下がってばかりでした。
それを変えたきっかけは、義実家に行ったときでした。
70歳過ぎでまだ現役の庭師として働く義祖父が、ビデに酢をたらして足浴をしているのをたまたま見た彼女。「酢で足がさっぱりするせいか、若い時から水虫や爪のトラブルとは無縁だと話すおじいちゃんを見て、私もやってみようと思ったの」と、マネすることに。
シャワーの後、洗面器に大さじ2杯ほどのお酢を入れて、全身にかけるだけというシンプルな方法ですが、始めてから2週間ほどで肌が落ち着いたそう。酢の香りはすぐにとんでしまうので、後片付けや自分のにおいを気にしなくてすみ、今ではバスルームにお酢のボトルを常備しているほどです。※効能・効果には個人差があります。