■子どもとの暮らしは、制限ではなく広がり
3回に渡ってご紹介した、Iさん家の心地いいインテリアの裏側に隠されたストーリー。そこで感じたのは、子どもがいるからあきらめるのではなく、子どもがいるからこそ出会うものを自分らしく取り込んでいくこと。
これまで選ばなかったプラスチックの電車のおもちゃや、小さな服がたくさん増えていく毎日。そこに戸惑うのではなく、しなやかに受け入れ、楽しさを見出しながら生活を重ねるIさんの暮らしぶりが見えました。
そんな家族の暮らしは、日に日に深みを増しているようです。
最近では、子どもと観察できるようにと熱帯魚の「ベタ」を飼いはじめたところだそう(写真左)。毎日をアップデートしながら、これからもIさん家の家族の時間は紡がれていきます。
取材/文:藤沢あかり 撮影:田所瑞穂
家族がいちばん心地いい インテリアB面ストーリー