ワーキングママって楽しい! と感じたら気をつけるべきこと
■ココロが上に振れているとき
逆に、ココロが上に振れているときは「ワーキングママって楽しい」と感じることが多くなってきます。
「ワーキングママ生活を楽しんでいる」のはいいのですが、「楽しいワーキングママ生活」というのはえてして「他の誰かがあなたをラクにしてくれている」ことが多いのです。
例えば、上司があなたに負担を与えないように配慮するあまり、周りの同僚にあなたの仕事を振りすぎていて実は周りが大変になっていたり、子供が保育園に早くなじめるように一生懸命お世話してくれている保育士がいたり、洗濯物がたまっていても文句を言わず、黙って洗濯してくれる夫がいたり…。
誤解のないようにつけ加えると、私はワーキングママ生活を大いに楽しむべきと思っているので、楽しむことが悪いと言いたいのではありません。
このような方たちに感謝の気持ちを忘れて、自分だけ充実した時間を過ごしているとしたら、知らないうちに同僚から悪口を言われていたとか、子どもがお気に入りの保育士さんが病気になってしまったりなど、困った事態を招いてしまうかもしれないのです。
最近楽しいかも…と感じたときは、ぜひ意識して周りの方のことを見回してください。今の生活を支えてくれている人達に感謝の気持ちを持ち、自分が引き受けられそうなことは進んで引き受けて、周りの方をラクにしてあげましょう。
このように、ココロのバランスをとることで、忙しいながらも充実したワーキングママ生活を過ごすことができるようになると思います。
現在、出産を控えてお仕事をお休みしている方、いつか出産を経験してみたいと思っている方もぜひ、心の片隅に留めておいてくださいね。